闇の末裔  都筑×密


 

松下容子原作。花とゆめ連載の大人気漫画。閻魔庁という機関があの世にあって、死んだ人間の魂の管理とかをしている訳。人間外のものが死ぬ予定でないものを殺したり、死ぬはずの人が死ななかったり、という特殊な事件を調べるのが都筑と密のお仕事です。俗に「死神」と呼ばれている。死神はこの世に強い思いを残し、なおかつそれなりの能力がないとなれない閻魔庁内でも超エリート課らしいが、最近その設定は忘れ去られていると思う・・・・・。

都筑も密も他のキャラも死んだけど色々思いがあって暗いところ引きずっているため、時たま突然暗くなるのでびっくりする時があったりする。都筑さんの過去はきっと最後まで引きずるテーマよね。暗そう(笑)。

連載途中でまだまだ謎だらけ!な状態で読んでね、としか言いようが無いけど、密ファンになると原作なんてどーでもよくなります。マジで。たぶん原作者さんもこんなに人気が出るとは思って無かったと思うんだよね。だから短期ものを長期に引き伸ばした無理というか、後からついてきた設定みたいのと1巻あたりのとのギャップが非常に激しくて居たたまれなくなるときがあるのです。都筑なんて飄々としてるのに締める締めるというカッコよさ!が巻が進むにしたがってどんどんなくなって「何なの?この甘ったれなばか者は?」て感じだしーーーーー!!しっかりしよよーーー!と紙面に叫んでもしょうがない(泣)。ちなみに密ファンのが安心して読むことの出来るのは3巻までである・・・・短い(泣)

・・・・・・この文読んでて「あんたほんとに好きなの?」って思うでしょ(爆笑)。私は正直に言って「闇の末裔」のファンではありません!私は黒崎密のファンです!!あんなにヘビーな人生歩んじゃったのに前向きな性格に意地っ張りなことろとか寂しそうなところとか超グー!笑ってくれてるともっといいんだけど。そのためにも都筑にシャンとして欲しいのです。都筑のために頑張ろうとしているのに、あの男はあっちこっちよそ見して・・・・・・闇の末裔最終回がやってきたとき都筑が密を傷つけるようなら一生恨んでやる(←おい・・・・)。

 


 

都筑麻斗

閻魔庁きっての使い手。一匹でも使いこなすのに大変な式を12対も操れる。しかも最高位の式ばかり。だか普段はただの平。何かあってもただの平のままの時が多い・・・・・。過去にかなりの暗いものがあるようで、そのことを心の中にずっと引きずっている。現在も謎のままだが、どうやら生きている時から「年を取らない」体質だった模様。多い過去の謎に加え、閻魔さまをはじめ閻魔庁の実権階級が怪しい動きをしている。今まで長く続いたことのなかったパートナーに密が納まったことはきっと双方にとっていいことだと思われる。密と絡むと文句なくカッコいいんだけど、それ以外のときはおいおいっ、ということが多くて私は怒りを覚えちゃったりする(笑)。

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黒崎密

16歳で呪殺で殺された過去をもつ。意地っ張りで寂しがりや。生前から精神感応の力を持っていたため両親からも疎まれていた。都筑と出会って前向きな行動力が出てきてよかったです。弱い面をもつ都筑のために頑張ろう、といういじらしさが可愛い!夏ばてでバテバテなのも可愛い!笑っている顔が一番可愛い!!

ところでいつも気になっていたんだけど、花ゆめ本誌の登場人物紹介欄の「イジワルな死神」という密の説明文はどうにかならないのか!?全然イジワルしてないじゃん!!