迷宮シリーズ  一平×京


 

別冊花とゆめ連載・神谷悠原作の少女漫画。出会いは第一回が載った別冊花とゆめでした。暇つぶしにちょっと買った雑誌にたまたま載っていた読みきりだったんだよね。もう超好みーーーって感じだったけけどこの時これはただの読みきりだった。その後で人気だったのか、第二回が載ってあれよあれよと今では別花の看板漫画となったのでした。最初から連載ではなかったので、今はちょっと辻褄が合ってないこともあるけど、そんなことどうでもいいくらいキャラが魅力的で、ミステリーとしてもなかなかです。あ、ミステリーなんですよーこれ。

でも何と言っても、主人公の一人京ちゃんの成長がこの漫画の一番読ませてくれるところです。母・山田一平が心をこめて育ててきた(?)彼の心の葛藤・開放・努力その他もろもろ。おもわず応援したくなる!!

山田、いいから押し倒しちゃえっ!!(違うだろ・・・・・)

神谷さんの絵柄はとても透明感があって、美しいです。京ちゃんの美貌が堪能できます!!京ちゃんはね笑うと、もうめちゃくちゃいいんだ、これがっ!!

山田君には「このみさん」という彼女がいる。これがまた良い人で、京ちゃんの幸せを思ったら絶対このみさんは邪魔なんだけど、とてもじゃないけど憎めない。でも邪魔(笑)。このみさん登場当初は「いつ死ぬんだろう?」とか物騒なことを考えていた。だって社会人になった山田君は「一人もん」だったから。(当初読みきりで連載物ではなかったため、ちょっと設定が変わってきたりしている)

現在(00年1月)でこのみさんが山田くんのプロポーズを断ってアメリカに行ってしまってるから、これが社会人山田の「一人もん」時代なんだろうな。ってことはこのみさん戻ってくるのか・・・・・戻ってこなくてもいいんだけど・・・・・。ほんっとに良い人なんだ、このみさん!でも、でも!!私は京ちゃんの幸せの方が何十倍も大切なんだっ、重要なんだ!!このまま二人でいつまでもいてくれ〜。ほんとに結婚してもいいぞ!

 

↑を書いたのは00年1月です・・・・・アップ忘れてました(馬鹿)。00年5月現在、このみさん帰ってきちゃいました。いい人だというのは変わりませんが「あんたさえ居なければ!」というヨコシマな気分は膨れ上がるばかりで、最近ははっきり邪魔!と思えてきてしまってます・・・・ごめん。でもさー、あんなに山田君の側に居たい、って全身で言っている京ちゃんを一人にはしたくないんだよ。

 

 


 

山田一平
初登場当時はK大法学部一年生。現在は新聞社勤務。7人兄弟の長男!!超面倒見がよく、在学時「お嫁さんに欲しい人」のランク3に入っているほど家事上手。そのおせっかいぶりは京ちゃん相手に盛大に発せられて私は喜ばしい限りである。いい人を絵に描いたような山田君だが、彼は彼なりに色々悩みを思っていて、そこが人間味があってよいです。

「お前は俺にとって特別なんだよっ!」と彼が京ちゃんに言ったとき、そのまま押し倒せーーー!!と心のそこから思った。君になら京ちゃんをあげる、幸せにしてあげてね。

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綾小路京

お典雅な名前にぴったりの、超美形。道を歩けば誰もが振り向く絶世美形!!湖(あれは池とは思えない・・・・)をお庭に持つ押しも押されぬお坊ちゃまだが、父親は不明のため(現在は何故不明だったのかも解明済)あまり幸福な子供時代ではなかった。そのため他人を信じない超ど級の人間不信。接触嫌悪症。

その鋼鉄の殻を山田君は持ち前のお人よしさで、粉砕し彼の笑顔を取り戻してくれたのです!もう笑うと良いお顔なんです。笑った顔が大好き。もちろん拗ねた顔も怒った顔も、照れた顔も大好きだ!!彼の持っている透明な優しさが私は大好きだ。絶対に幸せになって欲しい。

K大医学部主席を誇る優秀な頭脳の持ち主で、一度見たり聞いたりしたことは忘れない、コンピュータより使えるお方。耳がとっても良くて、心臓の音で固体を判断出来たりする。

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